ふわっと肉厚。串焼きでフライで。支笏湖の夏は「ヒメマス」を食べたい!

text&photo/ 原大介(ユアンワークス)

 

札幌から一番近い湖、支笏湖。その透明度は道東の摩周湖と争い全国トップクラス。約4.4万年前の大噴火でできたカルデラ湖で、周辺の樽前山や恵庭岳はいまも火山活動を続けています。そんな支笏湖の夏の旬が「ヒメマス」。湖畔にはヒメマス料理を出すお店がいくつかありますが、編集部一押しのお店を紹介しちゃいます。

 

山道をすすみ、札幌から約1時間で支笏湖に到着! 

支笏湖は札幌からだいたい車で1時間。千歳空港や苫小牧、また登別や洞爺湖、ニセコに抜ける道もあるので、車をレンタルしてドライブ!という方にはぜひ立ち寄ってもらいたいスポットです。

 札幌からだと、西11丁目の石山通(国道230号)をひたすら南に向かい、南35条で左折(牛丼の吉野家があります)。国道453号に入り真駒内方向へ向かいます。しばらく走ると「滝のすずらん丘陵公園」へと行く道と二手に分かれるので、青看板にしたがって右方向に進んでください。

 

支笏湖温泉街からは湖の反対側。札幌から向かうと支笏湖のほとりに出るまさにその場所にあるのが「ポロピナイ食堂」。支笏湖観光センター内の食堂です。支笏湖に向かう道は夏にはサイクリストさんもぱらぱら走っているのでご注意を!

 

湖畔には砂浜になっているエリアがあります。子ども連れの家族も多く、みなさんのーーんびり過ごしていました。

 

湖に向かって一面窓で明るく開放感いっぱいです。店内には支笏湖で釣れたトラウトの写真や魚拓も。

 

天気がいい日はデッキ席がおすすめ。湖面からの風が気持ちよくて、まったりしちゃいます。取材日はガスっていましたが、それもまた雰囲気があって素敵でした。

 

名物のヒメマスは、生チラシ、天丼、カレーと豊富なメニューがずらり。ちなみに「チップ」とはアイヌ語で「薄い魚」を意味する「カパチェプ」からきているそう。

 

お店の一番人気。「ポロピナイ定食」(1180円)を頼みました。美味いんだな~、これがっ!!ヒメマスを「焼き」と「フライ」の2種類の食べ方で楽しめるのが嬉しい。フライは細かい骨まで抜いてくれているので、頭からしっぽまで全部食べられちゃいますよ!焼きは炭火でじっくり焼かれたものが出てきます。養殖モノは使わず、全てお店の人が自分たちで釣り上げたもの。だから余計に美味しいんです。さらに刺身までついた「スペシャルセット」(1880円)もあります。

 

ここで豆知識。 「ヒメマスってどんな魚?」と気になる方もいらっしゃるかと思いますが、実は鮭の仲間。なんらかの理由(地殻変動とかですかね?)で湖に閉じ込められて海に出られなくなったベニザケの子孫です。竜宮城から帰れなくなった浦島太郎の子孫みたいなものでしょうか?違うか(笑) 食べてみると「あーー、確かに鮭だ」と納得するはず。

 

 

建物の裏側にはテイクアウトコーナーがあり。あげいもやソフトクリームも。このあたり安心の定番メニュー。ソフトクリームのコーンはワッフルかメープルかを万選べます。クレープも何種類かありますが、ヒメマスクレープが衝撃デビューしてました(笑)

 

 

ペダルボート(301500円)や漕ぎボート(301000円)もそろっています。湖面にボートを止めてぼーっとしたくなっちゃいますよね。受付は裏の小屋で。

 

竿がずらりと立っているのが、ヒメマス釣りのボート。6月に漁が解禁されると、ガイド付きのヒメマス釣り体験もスタート。集合はだいたい朝の3時。13万2400円で船は3人まで乗船可能。道具のセッティングまで全てお店のほうでやってくます。100匹近く釣れる日もあるとか。要事前予約(TEL09015271163)。

 

桟橋では家族連れのみなさんが釣りを楽しんでいました。ここからだとウグイが中心です。エサ付きの貸し竿も用意されています(1時間700円)

 

「訪れた先々で地のもの・旬のものを食べたい!」という人には、絶対おすすめ、旬の夏にはどうしても食べておきたい「ポロピナイ定食」でした。次はヒメマスクレープを食べてみようかなー♪ 

ちなみに!支笏湖畔にはいくつか宿がある他、安く泊まりたいという人ににはキャンプもおすすめ。イチャンコッペ山など手軽に登れる山もあるし、美笛の滝もある。水中遊覧船も楽しめるし、絶景スポットも点在。せっかく来たら数日はのんびりしたいところです。またTravellers’ noteでも紹介できたらと思います。

 

 


○店名/ポロピナイ食堂
○電話/0123-25-2041
○住所/千歳市幌美内番外地
○営業時間/9:00~LO17:30
○休/無(4月中旬~11月中旬まで営業)
○席/30
○P/100台

LOCATION

WRITER

原 大介
ライター/ディレクター

リクルートグループの制作会社で12年勤務した後、2012年に独立。現在は「北海道じゃらん」の編集・取材も担当。もう一つの仕事であるコンサル業務と合わせて、道内のあちこちを飛び回る日々。

ユアンワークス
http://yuanworks.info/