秋の札幌で、未来のテクノロジーと芸術をインストール

text&photo/ 小野達司

札幌は年間を通し食や芸術、お祭りなど各種様々なイベントが楽しめる都市です。
その中の一つ札幌の秋を彩るクリエイティブな未来を感じられるNo Mapsというイベントがあります。
このイベントは今回で3年目を迎え毎年秋に開催されています。
「No Maps」は“地図のない冒険”を意味していて、クリエイティブのチカラで北海道を面白くするという、開拓の地北海道らしいフロンティアスピリッツに溢れたイベントです。
2018年は10月10日から10月14日までの間に音楽、映画、テクノロジーなど、産官学の枠をこえた交流とイベントが予定されています。
期間中は幅広いテーマのデスカッションや展示、コンサートなど、「札幌駅前地下歩行空間」「AUC-A」「札幌プラザ2・5」「狸小路エリア」の主要4会場の他、市内各地でイベントが行われ、その一環として開催期間中には「札幌国際短編映画祭」も開催されます。

短編映画とって言っても侮れない!

「札幌国際短編映画祭」自体は「No Maps」以前より開催されており、2018年で13回目を迎える日本最大規模の短編映画祭です。
世界各国から多くの作品が応募され、その中からグランプリを目指す作品や、北海道にゆかりのある作品が上映されます。
映画祭が「No Maps」の一環で開催されるようになり、以前より注目度が上がってきました。
今年はさらに多くの人に見てもらうようにとの事で、札幌市内5ヶ所のゲストハウスで映画祭のタイアップイベントが行われ、その皮切りに「Ten To Ten Sapporo Station」地下一階のカフェ&バーで上映会と映画祭のPRイベントがありました。

 

イベントではアニメーションやコメディ、SFなど様々なジャンルを楽しみました。
上映されたのは過去の作品メインに5作品。
・ぼくのワームホール/スペイン(コメディSF)
・レイティング/アメリカ(コメディSF)
・ugly(アグリ)/ドイツ(アニメーション)今年度出品作品
・wishingBOX(アニメーション)
・リアリティプラス/フランス(SF)
「wishingBOX」はおまけで上映頂いた5分ほどの短い作品です。
イベント目的の参加者ばかりではなく、「Ten To Ten Sapporo Station」に宿泊されている方も参加し約20名位のお客様が集まりました。


普通の映画館の上映とは違い、カフェ&バーでの上映でしたので、来場者はお酒と美味しいおつまみを片手に、上映の合間には色々な感想を話しつつ和やかに行われました。
今回は映画の上映って事で、特別にポップコーンの販売もされていました。


芸術性の高いものや、これが短編なの?って思う位しっかりとしたストーリーに見入ってしまう作品などでどれも素敵な作品でした。
個人的には仮想現実を題材にした「リアリティプラス」という作品は、映像技術やストーリー構成も素晴らしく、ラストにほっこりする映画で面白かったです。
上映の終わりには、映画祭のチケットが当たるジャンケン大会で盛り上がり、あっという間の2時間のイベントでした。


「札幌国際短編映画祭」でも、約90分5~6作品が1プログラム1,300円(当日券)でご覧になれます。
アート&エンターテインメント・ファミリー&チルドレン、国内作品などと様々なプログラムがあり、お好みのプログラムを狙って鑑賞することが可能です。
上映スケジュールに関しては公式HPを確認してください。
http://sapporoshortfest.jp/18/


今年話題の映画『カメラをとめるな!』の監督も、かつては短編映画祭に出品していたそうです。
これから注目される監督の作品に出合えるかもしれないので、芸術の秋は札幌で色々な作品に触れてみてはいかがでしょうか!?


【第13回 札幌国際短編映画祭 2018】
〇メイン会場/札幌プラザ2・5 2階(BFHホール)
〇住所/札幌市中央区南2条西5丁目(狸小路5丁目)
〇開催期間/2018年10月11日~2018年10月14日
〇HP/http://sapporoshortfest.jp/18/

LOCATION

WRITER

小野 達司
自由業

生まれも育ちも札幌の超道産子。仕事や遊びで道内各地を飛び回る。イベント好き・食好き・マニアックなエリア好きで裏道探索もお手のもの。2012~16年「北海道の楽しい100人」の運営者の一人