旅人で賑わう商店街『狸小路』は、パリジェンヌもびっくりの「ポンポコシャンゼリゼ」♪

text&photo/ 小野達司

札幌市民なら誰もが訪れた事ある商店街、それが狸小路です。狸小路は札幌中心にあり、東西1km程度にわたって大小約200店舗が軒を連ねています。全天候型のアーケードで覆われた商店街には、新旧の様々な店舗が並びいつも人で溢れかえっています。

その歴史は古く、明治政府が北海道開拓使を札幌に置いた数年後には既に存在していたとも言われ、「狸小路」の名前の由来はその辺りに狸が住み着いていたとか、不当に暴利を貪りお客を化かしている店舗が有ったからとか、言葉巧みにお客を誘う店舗が有ったからなど、諸説語り継がれています。

元々狸小路は地元の人々の利用が多く賑わっている商店街でしたが、ここ数年アーケード内を歩くと外国人観光客が多く目立ち、色々な言語が飛び交うのを耳にするようになりました。
そこで今回は、なぜ外国人観光客が狸小路に多いのかリサーチしてみました。


狸小路は札幌で一番観光客に人気のあるエリア?

狸小路は確かに便利な商店街ですが、札幌地下街や駅前通りを歩くより、一段と観光客の利用が多いように感じます。
何故こんなに増えたのか理由が判らなかったので、知り合いの商店街関係者にリサーチしたところ、数社の企画で団体客を狸小路に誘致してみたら、利便性・店舗のバラエティーさなど色々な要因で喜ばれ、すっかり外国人観光客に定着した様です。

狸小路を歩いてみると、外国人観光客に人気のドラッグストアはもちろんの事、様々の飲食店や衣料品店、昔ながらのお茶屋や刃物店、映画館やカラオケ店から温泉施設などバラエティーに富み、一日過ごしても退屈しない!って感じになります。

 

1丁目から7丁目まではアーケードで覆われており、天候を気にせず買い物もできるし、ちょっと怖い狸の木彫りや熊の剥製がお出迎えするお土産専門店などは、いかにも北海道らしい木彫りの熊が置いてあったりするのも受けている理由かなと思って改めて歩いてみました。

 

ほとんどの店舗で外国人観光客向けに免税の手続きを行っていのはもちろんの事、5丁目には北海道ツーリスト・インフォメーションセンターなどもあり、観光客には利便性が高いです。

 

7丁目まで足を延ばすと雰囲気も一気に変わり、旧式のアーケードで昭和のノスタルジックを感じる事られる中に、「たぬきスクエア」の様な数件の飲食店が入るエリアが再開発で誕生し話題を集めています。

そして、今人気のお店は昔ながらの居酒屋との事。
気軽に入れ和食から洋食までバラエティーに富み、子供連れでも入りやすくもちろんお酒を飲まなくても利用が可能です。

思い切って気になる店に飛び込んでも、写真付きのメニューが多く料理を選択し易く、外国人観光客向けのメニューを用意している店舗も多いよう様なので是非チャレンジしてみては如何でしょうか?
市民も良く飲みに行く事の多い狸小路で、すすきのとはまた違った魅力を見つけに出かけてみるのをお勧めします。

 

ちょっとディープな狸小路が見たければ、6丁目の仲道の狸小路市場に入り込んでみるのも面白いと思います。

 

また5丁目には狸小路100周年を記念して建立された「本陣狸大明神」では、商売繫盛や安産にご利益が有ると言われており、今も毎日参拝する人々が見受けられます。

今回の記事を写真を撮る僅かな時間の間にも、参拝される方々を見ました。そんな一端も感じながら狸小路を歩くのはいかがでしょうか?

商店街では、夏祭りや年末の現金つかみ取りのイベントなどを行っているので、是非「狸小路商店街」のHPからチェックして見て下さい。
http://www.tanukikoji.or.jp/

 

記事のタイトルの「ポンポコシャンゼリゼ」。
これは狸小路商店街のテーマソング「ぽんぽこサンバ」の一節。
狸小路商店街を歩いている時には耳を澄まして見て下さい、CMソング等で有名な小林亜星さんが作曲された軽快なテーマソングが聞こえて来ますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=oKXe3lasBC0


LOCATION

WRITER

小野 達司
自由業

生まれも育ちも札幌の超道産子。仕事や遊びで道内各地を飛び回る。イベント好き・食好き・マニアックなエリア好きで裏道探索もお手のもの。2012~16年「北海道の楽しい100人」の運営者の一人