多くの旅行者にとって未開の地「道東」、JRでひとり旅しませんか?

text&photo Nanase(Ten to Ten sapporo station スタッフ)

 

初めまして。Ten to Ten のスタッフ Nanaseです。

私は埼玉県出身。学生時代に旅行で訪れた北海道。

旅の醍醐味である”人”に触れ、日本最北端の地、北海道の”人”の温かさに感動し移住計画。

大学を卒業して、はれて北海道へ。

北海道初心者の私は休みを使ってちょこちょこお出かけに行き

大好きな北海道を堪能しております。

 

今回そんな私が「道東」と呼ばれる北海道の東のエリアへ行ってきたので、

旅行記として紹介させていただきます。

また道東に足を踏み入れたことがない、そんな旅人の参考になると嬉しいです。

 

今回の旅で決めていることは、JRフリーパスを使って道内をめぐること。

そして各地のゲストハウスに泊まること。

一番の目的地はまだ行ったことのない“ 知床”

5日間かけて帯広、釧路、知床、網走、旭川を経由し北海道を一周する予定でしたが

それぞれの街にステイしすぎてなかなか進まずに

結果は帯広、釧路、知床。知床から折り返して帰札(笑)

 

JRフリーパスは期間内乗り降りし放題。

さらに特急も乗れてしまう。回数指定はあるものの指定席まで取れちゃう優れもの。

とにかく広い北海道を車で回るには1人だと大変なので電車を選択。

フリーパスなら気が向いた時に途中下車OK。気分屋の私にはもってこい。

年間通して販売されているため長時間ドライブに抵抗のある人にはおすすめ。

もちろん外国人の旅行者でも利用ができます。

有効期限は7日間で2万6230円。JRの駅にある「みどりの窓口」で購入できます。

 

出発当日は呑気に17時出発し、帯広をめがけて乗車。さあ、出発!

 

〜帯広編〜

1泊目は帯広 。帯広の目的はTen to Ten Nakjima-koenでも飲むことのできる”旅のはじまりのビール”を置いている『HOTEL NUPKA 』に宿泊すること。

帯広に着いたのは19時半頃。

チェックインをし、ひとまず“旅のはじまりのビール”をのむ。

ぐびぐび。うーん、やっぱり美味しい!

 

【HOTEL NUPKA】

〇所在地/北海道帯広市西2条南10丁目20-3

〇TEL/ 0155-20-2600

〇営業時間/OPEN 7:00-23:00 (Last order Food / 22:00, Drink / 22:30)
BREAKFAST / 7:00 – Last order 9:30
LUNCH / 11:30 – Last order 14:00

 

二軒目は帯広出身の友達や先輩におススメをきき、小さな屋台が並ぶ”北の屋台“へ。

“北の屋台”とは、帯広駅から北に歩いて5分ほどにある人気の観光地で、焼き鳥・串焼き・居酒屋・フレンチ・中華・韓国料理やおばんざいなど、個性豊かな20軒の屋台が、軒を並べます。

その中から入ったのは、『プチ・プレジール』

広場のすぐ隣に身構える洋食屋さん。

粋な喋りをするソムリエのお父さんと美味しいごはんをつくるお母さんがいるお店。

偶然居合わせたのは毎月東京から帯広を訪れ、その度のみにきているという女性と観光でいらしていた男性。

時折会話に混ぜてもらいながらワインのお供に頼んだお料理は長芋のカルボナーラ風。

 

 

これがなまら美味しい!! 旅人みんなに食べてほしい!

道産子じゃないのになまらを使いたくなるくらい本当に美味しかった。

北海道はやはり素材がよし。

そして、お母さんの腕もよしでした。

 

【プチ・プレジール】

〇所在地/帯広市西1条南10丁目7 北の屋台 いきぬき通り四番街

〇営業時間/17:30~0:00

〇休/水曜

 

二軒目はこれまたおススメしてもらった十勝乃長屋

北の屋台の隣のブロックにある、これまた20店舗ほどの居酒屋さんが集まった小道。

十勝乃長屋は日本食や、日本らしい居酒屋さんが多く入っている印象でした。

シュークリームが美味しいとききつけ入ったお店は『とかちAA』。

十勝乃長屋ではあまり見なかった唯一のバー。

元スピードスケーターのお兄さんがやるお店。

たくさんお店が並ぶ飲み屋さんだからこそ どこに入っていいかわからなくなる。

あらかじめ、オススメをきいておいてよかったと思いながら飲みに来ていたお兄さんと3人でお話し、シュークリームとカクテルを頬張って。

 

【とかちAA】

〇所在地/帯広市西1条南10丁目10 十勝乃長屋1番地5

〇TEL/ 0155-21-0077

〇営業時間/17:00~24:00

〇休/日曜・祝日

 

まだまだ行きます(笑)。三軒目は『帯広、居酒屋』で調べたら1番にでてきた音楽バー『DJ bar Gravity』

ビルの中に入っているお店は新しくこの日は札幌出身のDJさんがいた。

ほかにお客さんが少なかったのでリクエストしながら、

帯広で見かけられる動物の話や、

子供の頃にエキノコックスの予防接種を打つという帯広あるある話を聞いて。

ちなみに帯広ではスキーではなくスケートが学校の授業に組み込まれているそう。

地域によって冬の体育がスキーかスケートにわかれるそうでご当地感のある学校事情がきけました。

 

【DJ bar Gravity】

〇所在地/帯広市 西2条南9-14-2 ランバリヨンビル 2F

〇TEL/ 0155-25-7670

〇営業時間/月〜木 20:00~3:30

金・土 21:00~3:30

〇休/日曜

 

道外から来た私には新鮮すぎて聞き入ってしまう。外国からの旅行者には余計にそうだろう。

そんなこんなで一人でふらっとのみにでたのにどこのお店もたくさんお話を聞かせてもらって帯広の人はみんなあったかかった。

ヌプカに戻り、眠りにつき次の日は銭湯へ。

ヌプカをチェックインした時にもらった温泉マップを参考にローカル温泉を選び『丸美ヶ丘温泉』へ。

 

ヌプカからタクシーにのり15分ほどの場所。場所は隣町の音更町。

アクセスはちょっぴり悪かったけれども、

行きに乗ったタクシーのおじさんが帰りはタクシー捕まえずらいから。

と時間を約束し迎えにきてくれた!

丸美ヶ丘温泉はシンプルで昔ながらの銭湯という感じで雰囲気よし。

 

【丸美ヶ丘温泉】

〇所在地/河東郡音更町宝来本通6丁目2

〇TEL/  0155-31-6161

〇営業時間/10:00~23:00(最終入場22:00)

〇休/なし

〇駐車場/あり 無料(50台)

 

 

ゆっくりお風呂にもつかったところで、また電車にのり次の目的地は“釧路”

 

〜釧路編〜

帯広からJRスーパーおおぞらに乗り、1時間半ほどで釧路に到着。

釧路といえばなんといっても海鮮!

魚が美味しい北海道でも、この町は特に有名。

食を目当てに降り立つ。

この日は夏にオープンしたばかりのゲストハウス『proof point』へ。

釧路駅から幣舞橋の方へ歩いて10分ほど。

観光地「釧路フィッシャーマンズワーフMOO」の近く。黒い3階建ての建物。

初めての釧路でも迷わずに歩いていける場所にある。

 

 

入った瞬間、アヒージョパーティーをゲストの方とスタッフ、オーナーさんでしていて招かれる。

あれ?みんな家族なのかな。と思ってしまうほど馴染んでいて頂きもののガーリックを消費する目的のアヒージョをたんまりご馳走になった。

 

【proof point】

〇所在地/釧路市錦町4丁目4−1

〇TEL/  0154-65-5527

 

 

その後はスタッフのまりさんに紹介してもらい、予約までしてもらった『海鮮居酒屋 浜っ子』へ。

釧路の繁華街にありproof pointから歩いて8分のところ。

まりさんの紹介でゲストさんがよく来るらしく、マスターもすごく気さくで、たまたまのみに来ていた近くで蕎麦屋を営むおじさまとお話しながら頂いたお料理はどれも美味しい。

釧路の魚を楽しみたい人も、日本の居酒屋の雰囲気を体験したい人にもおすすめ!

 

【海鮮居酒屋 浜っ子】

〇所在地/釧路市栄町3丁目1

〇TEL/  0154-25-6383

〇営業時間/17:00~1:00

 

 

さすが、釧路。

魚が好きな旅人には是非一度訪れてほしい街。

次の日はお昼までのんびり他のゲストさんと過ごし、前日の夜にまりさんに紹介してもらった安くて美味しい地元民がいく海鮮丼屋さん『釧ちゃん食堂』を教えてもらい、ゲストさんと2人で訪れました。

 

 

釧路港のくしろ水産センターにあり、朝7時から営業しているので朝食にももってこい。

ゲストさんと歩いて行ったが、釧路駅から歩くと30分ほどかかるので車かタクシーで行くのがおすすめ。

盛り合わせ定食を注文。このボリュームで1000円とか。びっくり!!

海鮮尽くしの釧路。

魚好きな私は大大大満足。

 

釧ちゃん食堂

〇所在地/釧路市浜町3番18号 (くしろ水産センター 1F)

〇TEL/  0154-25-1117

〇営業時間/7:00~

 

 

これまたまりさんにオススメしてもらった温泉に行き、リラックスモードで電車に乗り今回の旅の本命といっても過言ではない“知床”へ。

 

〜知床編〜

知床での宿泊は今回の旅、初の宿泊となる『ペンション しれとこくらぶ』

上司に知床に行くならここに行けとおすすめしてもらい唯一事前に宿を決めていた場所。

 

【ペンション しれとこくらぶ】

〇所在地/斜里郡斜里町文光町41-1

〇TEL/  0152-23-1844

 

 

一回がカフェのようになっており、中心に暖炉を構え、ログハウスのようなペンション。

 

とてつもなくお洒落。暖炉の火を眺めながら頂いた蝦夷鹿の和風炒めは今まで食べたジビエの中で群を抜く美味しさ。

 

夕食を頂いた後、お茶しに来ていた地元の方々とお話をして。

次の日のレンタカーを借りる場所を探していることを伝えると雪道を運転したことのない私を心配してくれた農家さんが、もうシーズンオフでお仕事が休みということもあり、ツアーをしてくださることに。

北海道はどの街も人があたたかく、優しさに溢れている。 感謝!

連れて行ってもらったところはウトロにある『フレペの滝』。

ここは別名「乙女の涙」と呼ばれ、高さ約100メートルの断崖の割れ目から地下水が流れている。

あともう一つ、日本の滝百選にも選ばれている『オシンコシンの滝』

 

そして、ご友人が営むという『陶房カフェ こひきや』

 

【陶房カフェ こひきや】

〇所在地/斜里郡斜里町峰浜110

〇TEL/   0152-28-2123

〇営業時間/11:00~18:00

                     日 13:00~18:00

〇休/水曜日(不定休あり)

 

 

フレペの滝ではハイキングをし、時折道なき道を歩く。

 

 

んなことも地元の人と一緒でなければできないこと。

崖っぷちに立ち、自然の偉大さを感じる。

旅行中に運よく地元の優しい人とであうことができたら、ぜひ連れて行ってもらってほしい。

 

熊の足跡を見つけたり、野生の蝦夷鹿の群れを近くでまじまじとみたり。

 

夕焼けスポットに寄ってもらったり。

キツネはあちこちにいて、運良くオオワシを近くでみれたりと自然を近くでたくさん感じることができた一日になった。

強いていうならば11月に行ったので、すでに知床峠は通行止めになっていて知床五湖などを訪れられなかったこと。

夏にまたリベンジしたいと思えるいい一日にだった。

そうだ!1月30日から1か月、「知床流氷フェス2019」というイベントが開催されるそう。

アイスバーでカクテルを提供していたり、ハンモックで星空観賞ができたり、焚火コーナーがあったり。

体が冷えた人には、ホットワインやホットココアも提供しているそう。

入場料は500円。この期間に知床に行く人にはぜひおすすめです!

 

電車での移動時間はいつも夕暮れ時だったため外の景色を楽しめていなかったから、知床からの帰りはお昼には電車にのり釧路湿原などを眺めながら帰札。

 

今回の道内旅行はJRにて一周する予定だったが、今回宿泊した街をどれも満喫しすぎて、中々コマが進まず、知床で折り返し返ってきてしまったけれど 北海道の大きさと自然と素材の美味しさ、そして人のあたたかさを感じられた旅だった。

日々の生活に疲れたり、今いる環境から離れたくなったら、癒しを求め是非北海道を旅してみてほしい。

できれば、ひとりで。

ひとりでなければ感じられないことがある。

日本最北端にある北海道だが、どこの街より人があたたかい、私はそう思う。

きっと一度旅をしたら、あなたもこの地に身を置きたくなるはず。私がそうだったように。

道産子ではないが誰よりも北海道愛が強い自信がある。

ひとりでも多くの人が北海道を訪れ、好きになってくれますように。

この記事が、北海道を旅する人の参考になりますように。

まだまだ私の道内旅行は続く。 次はいつかな。どこへ行こう。

 


LOCATION

WRITER

ゲストライター
ゲストライター

ローカルに暮らすあらゆるジャンルのゲストライターが登場!独自の切り口で、北海道の魅力をあぶりだす。なかなか表に出ないローカル密着の情報が、旅の体験を何倍も豊かにしてくれるはず!