大都市・札幌のど真ん中。中島公園を歩くスキーですーいすい

text&photo/ 原大介(ユアンワークス)

 

「北海道で一番いい季節は?」と聞かれたら、真っ先に「冬!!」と答えます。どの季節も素敵な北海道ですが、雪に包まれた冬こそ北海道らしさが際立つからです。

そんな冬を存分に楽しむなら、なんといっても外でのアクティビティ。「スキー場までいくの大変そう。お金もかかりそうだし」「もっと気軽に楽しめる方法ってないの??」という旅人におすすめなのが、今回紹介する中島公園での「歩くスキー」です。実際体験してきましたのでレポートしちゃいます!

 

中島公園は札幌の真ん中にある大きな公園。北の大繁華街「すすきの」を抜けたところにあり、カメラを持った旅行者もよく散歩しています。「ここが都会の真ん中??」と思ってしまうほどの空が広がっていますよ。

 

歩くスキーをしたい人は、地下鉄南北線の「幌平橋駅」まで。札幌駅から行くと、大通⇒すすきの⇒中島公園⇒幌平橋と4つ目の駅になります。1番出口を上がり5分程歩くと現われるのが「札幌市中島体育センター」。ここを目指しましょう。

 

脇にプレハブ小屋があり、受付になっています。スキー板やシューズ、ストックもここでレンタルします。札幌市民でなくても外国の人でも利用OK!しかも費用は一切かかりません。時間は10時~16時。

 

プレハブの中はこんなかんじ。優しそうなおじいさんたちがスタッフです。受付用紙に名前や身長、靴のサイズなど簡単な内容を記入すれば、受付は終了。面倒な手続きはなし!

 

歩くスキーは公園内のどこでも歩いていいわけでなく、コースが決まっていて全長約1kmです。1~9のポイントを順番に進んでいきます。

 

1番コーナーからいざスタート!! 誰かぶつかったのかな。パネルが壊れてる(笑) 何ヵ所か歩道とクロスするので、スピードを出しすぎて歩く人にぶつからないように気を付けましょう。

 

スキー板を装着したのは大学2年生以来。なんと22年ぶり(笑)最初はやっぱり動きがぎこちない…。

 

4番コーナーまでたどり着く頃には汗をかきはじめ、だいぶ暑く感じるようになってました。外は寒いのに体はぽかぽか。

 

奥に見えるのは皇室の方も宿泊したことがある、由緒正しい「札幌パークホテル」。2020年度に建て替えが始まります。独特の青色をたたえる外壁は、なんと有田焼の青磁タイルだそう!

 

歩くスキーをしている人は他にも何人もいて、写真を撮りながら進んでいる僕はどんどん抜かれていきました。外国の方もちらほら。子ども連れもいるし、いろんな人が歩くスキーを楽しんでいます。

 

途中でなんかくさいなーとおもったら銀杏。この実が日本酒のあてに最高なんだよなー。中島公園は銀杏の木が多く、秋にはメープルのような甘い香りがしますよ。

 

柵の向こうは大きな池。凍っていてその上に雪がかぶさっているので、ぽっかりした空間に見えます。池の中の魚ってちゃんと生きてるのかな?ちょっと心配。冷たくないんだろうか。

 

前の人たちがつけていってくれた、スキー板の溝に合わせて進むとすーいすいと楽です。雪がたくさん降った次の日に、最初に滑る人なんかは大変なんだろうなー。

 

さーー、ゴールまであと少し。「俺たちの縄張りに何を勝手に入ってきてるんだよ」とカラスが鳴き声で威嚇してきますが、巣に赤ちゃんがいる春~初夏と違い、襲ってくることはないので安心を。

 

ゴール前には少し高くなったところがあって、子どもたちがそこから滑り下りていました。かわいらしい!

 

はい、ゴール!! プレハブの外側。ゴールしたらここでスキー板を外し、板やストックについた雪をきれいにとりましょう。

 

だいたい1周30分くらい。心地よい疲れ。スタッフのおじいさんが「初めてにしては早かったでしょ」とほめてくれました。

いかがでしたでしょうか?ここならふらりと来れるので、「今日新千歳空港に行って次の滞在地に向かう」みたいな時も、ちょっと時間があれば楽しめちゃいます。アクセスも抜群!札幌の思い出作りにぜひ足を運んでみてください♪

あ、ちなみにここのそばには「狼スープ」という、有名な味噌ラーメン専門店があります。そのとなりには「ボン・ヴィバン」という人気のパティスリーも。今回写真は撮っていませんが、お腹が空いたらこちらをお勧めします。

 


【中島体育センター】

○問合せ/011-530-5906
○住所/札幌市中央区中島公園1の5
○営業時間/10:00~16:00(歩くスキー体験)
○アクセス/地下鉄南北線「幌平橋」1番出口から徒歩5分
○HP/https://www.shsf.jp/nakajima

LOCATION

WRITER

原 大介
ライター/ディレクター

リクルートグループの制作会社で12年勤務した後、2012年に独立。現在は「北海道じゃらん」の編集・取材も担当。もう一つの仕事であるコンサル業務と合わせて、道内のあちこちを飛び回る日々。

ユアンワークス
http://yuanworks.info/