日本一水が綺麗・透明な湖、支笏湖【氷濤まつり】へ!

text&photo/ 林夏子

北国では2月の寒さが一番厳しいと、住む人はみんな口をそろえて言います。一方で一番寒い時期だからこそ雪や氷が融けにくく、札幌の大通公園ではかの有名な雪まつりが開催されます。

雪で巨大なモニュメントが造られ、たくさんの出店でにぎわう大通公園の雪まつりは、旅行者の間でも知名度が高いのではないかと思います。

もっと冬の魅力を知りたいという旅行者のために、今回は同じ時期に開催されている氷のモニュメントが見れる【千歳・支笏湖 氷濤まつり】をご紹介いたします!

 

湖の水で造られたモニュメント

新千歳空港からバスに乗り1時間ほどで支笏湖に到着します。空港のバスターミナルから直通の路線バスが出ているので、北海道が初めての旅行者でも迷うことはなく、湖に着けるので安心ですよ。

バス停を降り湖の方へ歩いて行くと、美しい湖と山々が出迎えてくれます。支笏湖畔は約32,000年前から何度か火山活動を繰り返し、今の地形になったそうで、支笏湖の周りは恵庭岳・樽前山といった登山者にも人気のたくさんの美しい山々が存在しています。

また、支笏湖は湖沼水質調査では何度も日本一に認定されており、水の透明度がすごく、底まで見えそうです。そして水深の深さも日本で2番目で日本最北の不凍湖でもあります。

湖畔を少し歩くと氷濤まつり会場の入り口が見えてきます。

氷濤まつりの建物やモニュメントは支笏湖の水を24時間体制で少しづつ凍らせて作ったものだそう!

中に入ると氷でできたトンネルです。うっすらと青い氷がとても綺麗です。このトンネルを進んでいくと入場ゲートがあり、協力金として300円を払います。チケットの代わりにもらえる氷濤まつりの写真ポストカードがとても綺麗で、逆に何だか得した気分に! 故郷の大切な人にメッセージを書いて送ってあげるのも素敵。

さ、魚が氷の中に!!!実は支笏湖にはヒメマス(サクラマス)(別名ベニサケとも)と言われる魚が住んでおり、とても有名でマス・サケ類で一番美味とも言われているそうです。ちなみに毎年4月に支笏湖湖開き・湖水祭りが開かれ、そこではヒメマス汁がふるまわれたりします。5月の中旬ごろから本お店のメニューとして本格的に登場しはじめますよ。ヒメマス料理を食べてみたい人は、こちらの記事が参考になりますよ。

他にも氷のタワーや松の木を氷で閉じ込めた廊下、氷の回廊、すべり台、神社なんかもあり、かなり大掛かりな建物が多く、実際に中にも入れるのでとても楽しめます!

ステージや出店・休憩所ももちろんありますし、ステージでは地元の学生が太鼓などの披露をしていたり、出店では千歳ハムのソーセージや洞爺湖のジャガイモを使ったジャガバターなどがお目見え!トン汁・おでんや甘酒といった日本らしさ満載の温かいメニューの他にビールもあり、子供から大人まで大賑わいでした。

氷濤まつりは毎年開催で、すでに40回を超えて開催されています。今回は氷濤まつりをピックアップして支笏湖をご紹介していますが、氷濤まつり以外にも4月には湖水まつりが開催され、温シーズンとなり、湖畔ではキャンプや人気のカヌーツアーも開催されます。もちろんそういうアクティビティも楽しいですが、湖畔の景色がただただ本当に美しいので、ただただぼーっとして遊歩道を散歩するのもいいですよ。

ビジターセンターや支笏湖温泉もおすすめ

支笏湖は支笏洞爺国立公園にも指定されており、すぐそばに支笏湖ビジターセンターがあります。湖の成り立ちや、支笏湖の自然にいる鳥たちの生態や紹介、ヒメマスの養殖の取り組みなどが紹介されていて、こちらも様々な仕掛けがあり、楽しく、勉強にもなるのでかなりおススメスポットです。

湖畔の周りには有名なリゾートホテルや温泉も充実しており、お金に余裕があれば泊りで来るのもいいかと。ちなみに今回は昼の時間に氷濤まつりにお邪魔したのですが、夜のほうが人気のようで、建物やモニュメントがライトアップされるので、温泉に泊まりながら夜の氷濤まつりを楽しむ方が多いようでした。

北の大地に立っていることを感じられる神秘的な湖。ぴりりとした空気の冷たさもまた、旅の大切な思い出になるはずです。

 

 


【氷濤まつり(支笏湖温泉)】
〇所在地/〒066-0281 北海道千歳市支笏湖温泉
〇HP/https://hyoutou-special.asia/#p00
〇TEL/0123-23-8288
〇開催期間/2019年1月25日~2月17日(詳しくはホームページで確認を。)
〇交通機関/新千歳空港バスターミナルから支笏湖線に乗車し約1時間

 

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WRITER

林夏子

富山県生まれ。石川・富山・新潟で高校まで過ごした後、進学をきっかけに京都で14年間。2016年から札幌に移住。学生~OL時代にかけて月に1回は国内旅行をするほど旅行好き。現在は道内旅行を満喫中。