大沼湖畔のパワースポット「駒ヶ岳神社」!大岩の割れ目をくぐってご利益を得てみよう!

text&photo/高井 智啓 (会社員/ブロガー:Driving Hokkaido.com)

道南の大都市函館市の隣町「七飯町」にある有名な観光地「大沼」
隣接する駒ヶ岳の噴火により形成された地形に水が溜まってできた湖で、ラムサール条約の登録湿地にもなっています。四季を通して見どころのある大沼ですが、特に道内有数の紅葉スポットとして有名な場所。そのため木々が色づく秋には、たくさんの観光客が行き交う人気の観光地となっています!

 

そんな大沼の湖畔にひっそりとたたずむ神社をご存知でしょうか?
今回ご紹介するこちらの神社は「駒ヶ岳神社」。何度も噴火を繰り返してきた駒ヶ岳の平穏無事、駒ヶ岳登山者の安全を祈念して建立された神社です。また境内にある大岩の割れ目を通り抜けると「困難を突破することができる」と言い伝えられているパワースポットでもあります!

 

 

まずは駒ヶ岳神社へのルートと場所を確認!

札幌から大沼へ車で向かう場合は、高速道路を使って3時間半ほどかかります。
札幌から高速道路を進み、千歳・苫小牧・室蘭・長万部を越えて函館方面へ。終点の「大沼公園IC」で下車して下さい。一般道に入ってからは国道5号線へと向かい、函館方面へ車を走らせます。大沼公園へと続く道道43号線への案内標識が見えたら、標識に従って大沼方面へ進んで下さい。T字路に突きあたったら左折し、大沼公園と逆側へ進むと駒ヶ岳神社が見えてきます。

 


鳥居をくぐった後、後ろを振り返った際の風景。

駒ヶ岳神社の前には、誰が見てもわかる様な目立つ目印がありません。目に入るのはたくさんの木々と、奥に広がる大沼だけ。代わりの目印として、駒ヶ岳神社の手前にある「霊泉洞」「大沼園地」という看板を探してみて下さい。看板が見つかれば、駒ヶ岳神社まではあと少し。少し進んだ先の、左側に見えてきます。

 

 

鳥居をくぐり神社の中へ!駒ヶ岳神社の建立の歴史!

駒ヶ岳神社は、度々起こる駒ヶ岳の噴火に対する鎮静祈願のため、1914年に建立されました。その後、現在の場所には1973年に移されています。境内にあるのは鳥居やお社の他、一際目立つ大岩。この大岩は1640年に駒ヶ岳が大噴火した際にできたものなのだそうで、溶岩の噴出により落下した石や火山灰が溶け合ってできた「溶結凝灰石」でできています。

見た目から一枚岩ではないことは想像はつきました。それよりも、こんな大きな岩が飛んでくる火山活動なんて、考えただけでも恐ろしい…。神社を建てたくなる気持ちも分かります。

 

駒ヶ岳神社のお社。
あまり大きくはありませんでしたが、神社には変わりありません。まずは神道の作法「2礼2拍手1礼」に則って参拝しましょう。

 

 

大岩の割れ目をくぐってみよう!

駒ヶ岳神社の一番の見どころであり、パワースポットと言われているのが、この大岩。
この大岩の真ん中に、人が通ることのできる割れ目があります。この割れ目の通り抜けは「難関突破」の意味を持ち、通り抜けることでご利益を授かることができるのだそうです。

 


大岩割れ目への入り口。

大岩の入口。きちんと整備されていて、柵やロープが張られていました。頭上には落石防止用と思われる金網が張られてましたが、万が一のことを考えるとちょっと頼りなさそうな金網です…。落石こそありませんでしたが、落葉の時期だったので、代わりに落ち葉がかなり積もっていました。

なお大岩の入り口の右側は、駒ケ岳登山道の内、銚子口登山道の入り口となっていた様でしたが、現在は安全のために閉鎖されています。現地看板の記載では「登山の方は赤井川登山道をご利用下さい」との記載がありました。

 


大岩の割れ目の中の様子。

割れ目の中には1人づつ入り、中で大きく深呼吸をしてから願い事を言うとかなうと信じられているそうです。前述の通り、大岩の通り抜けは難関突破の意味合いがあることから、「登山の安全」のほか、「安産」「家内安全」などがかなうと信じられているそうです。また、受験を控えた学生が訪れることも多いそうです。

岩の割れ目といっても、人が1人通り抜けるのに十分な幅があり、落石防止用の金網も高さがあったので、通りにくいということはありませんでした。

 


大岩の割れ目の先。

大岩の間を通り抜けてみるため割れ目の入り口に立つと、普段なかなか味わうことのできないシチュエーションに子どもごころや冒険心がくすぐられ、とてもワクワクした気持ちになりました!十数mほどの短い距離でしたが、そんな気持ちを満たすのには十分。素直に楽しかったです!願いごとは特に思いつかなかったので、割れ目の中を通過しただけだったのですが、新しい仕事が軌道に乗り始めたのはそのころからだった様な気も…。これがご利益だったのかな?

 


通り抜けたあと、後ろを振り返った時の大岩。

入口から見るよりも、通り抜けてからみる大岩の方が全景が良くわかりました。上まで完全に真っ二つとなっていた大岩。割れ目の間には、金網を設置するのも納得の大きな岩が挟まっていました。まあ、あれが落ちたら金網なんて気休めにしかならないのでしょうが…。

 

大岩の裏側。

大岩の裏側には駒ケ岳からの湧き水が流れています。この湧水は「古来から長寿の霊水として珍重され、登山者の渇きを癒していた」そうです。周りにはとてもきれいな苔が生えてましたので、きっととてもきれいな水だったのでしょう。

 

 

駒ヶ岳神社の後は、大沼名物「大沼だんご」はいかが?

せっかく大沼まで足を運んだのであれば、大沼名物の「大沼だんご」を食べてみるのはいかがでしょうか?JR大沼公園駅前にあるお店「沼の家」で販売している「元祖大沼だんご」は、明治38年の創業以来変わらない味を作り続けています。ひと口大のだんごは食べやすく、とても人気のある大沼名物。駒ヶ岳神社で参拝した後には、ぜひ大沼公園へお立ち寄り下さい。

 

 


【駒ヶ岳神社】
〇住所/亀田郡七飯町東大沼
〇電話/0138-67-2170(大沼国際交流プラザ)

【沼の家】
〇住所/亀田郡七飯町大沼町145
〇電話/0138-67-2104
〇営業/8:30〜18:00(売り切れ次第閉店)
〇定休/無し

 

LOCATION

WRITER

高井 智啓
会社員/ブロガー

全道をドライブすること15年強、不動産業に従事するサラリーマンブロガー。道内173/179市町村を走破。許容走行距離は約700Km/日まで。自ら撮った写真を使ったブログを約10年執筆中。

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http://driving-hokkaido.com