札幌市民にファン多し♩絶景や名物ソフトクリームも楽しめる!夏におすすめ、八紘学園農産物直売所

Text & Photo / 越後 久子

今年もいよいよ北の大地に短い夏がやってきました。カラっとした爽やかな気候、緑豊かな大地に色とりどりの花畑、絶品グルメに充実スイーツ、夏の北海道はどこを取っても魅力的!私たち北海道に暮らす人にとってテンションがあがる季節です。そんな中、今回ご紹介したいのは、地元に暮らしているからこそ知り得た、市民や道民に愛される「八紘学園農産物直売所」です。旅人にはほとんど知られていないけれど、地元の人がよくよく知っていて、地域に根ざした、いわばとっておきのローカル穴場スポット。札幌都心からのアクセスも良く、北海道らしい牧歌的な風景あり、大人気ソフトクリームあり、新鮮朝採れ野菜あり、、様々に楽しんでいただけると思います。この季節の札幌滞在の参考に、ぜひご一読下さい!

 

豊平エリアに突如あらわれる広大な牧歌的風景

札幌都心から南東へ約6キロほど下った豊平区に位置する八紘学園・北海道農業専門学校。その敷地内にあるのが「八紘学園農産物直売所」です。昭和初期に創立した歴史ある学園では、道内外から若者たちが集まり、酪農や畜産、園芸を学んでおり、直売所は実習で育てた農産物を商品として販売し、消費者の方と交流する場として、50年以上前に作られたそうです。

直売所には広い駐車スペースがありますが、最寄駅である地下鉄東豊線福住駅からの道のりもとても素敵なので、今回はのんびり歩いてみました(福住駅から直売所までは徒歩10分ほどです)。札幌駅や大通、すすきの周辺の宿に泊まっている人なら、とっても行きやすいスポットです。

 

地下鉄東豊線の終点、福住駅。地上には国道36号線が走っています。豊平区には日ハム本拠地の札幌ドーム(写真奥に見えてます!)やクラーク像で有名な羊ヶ丘公園などがあるので、あわせて回るのも良いですね。

さて直売所目指して、大通りを横道に入ると、、あれっ?さっきまでのにぎやかな街並みから一変!大都市・札幌にいることを忘れてしまいそうな、開拓時代にタイムスリップしたかのような景色が、突如として目の前に広がります。どうやら早速八紘学園の敷地が始まったようです。時間の流れもなんだかゆったり、趣きのある建物があらわれ、草木や花々の香りに包まれ、、思わず深呼吸をひとつ。

白樺の木もそこかしこに生えていて、旅人が求めるような、なんとも北海道らしい美しい景色ですね。

学園全体の案内図がありました。しばらく進むと直売所なのですが、その奥にとてもとても広大な畑や牧草地、果樹園などが広がっているのですね!ちなみにこちらのキャンパスの総面積は63ヘクタール、東京ドーム約13個分というから、驚きです!

こちらは都市景観重要建物にも指定されているという旧牧舎。今は資料館になっていますが、事前申し込みが必要とのことですので、行かれる方はご注意下さいね(外観はいつでも見られます)。

歴史を感じさせる大きくて立派なサイロも残っています。次々あらわれる魅力的な光景を楽しみながら進むと、通りの向かいに直売所が見えてきました!

 

朝採れ野菜から絶品ソフトクリームまで♩大人気の直売所

大きな看板もあり、迷うことなく到着!

まず入り口を入ってすぐのエリアには、学生たちが育てた様々な花やハーブの苗がズラリ!市場に出回っているものよりもかなり安く購入でき、苗も新鮮そのものです。植物やガーデニング好きの方は目移りしてしまいそう。

続いてメインの建物へ。こちらでは地元農家さんや札幌近郊の農家さん、学園の卒業生が育てた野菜や加工品、精肉、乳製品などを販売しています。

広々をした店内。平日に訪れましたが、午前中から賑わっていました。訪れる方は札幌の方もしくは道内の方が大半だと思うので、旅人目線で北海道のリアルな日常に入り込む感じも楽しいです。

色とりどり、様々な種類の野菜が並んでいます。どれも新鮮で美味しそう!自分の国とは違う、北海道ならではの食材(例えば、山わさびやすぐりメロン、ブルーベリーやハスカップなど)を見つける楽しさも。

八紘学園ブランドの牛乳やヨーグルトもこんなにたくさん!これを買うために遠くから通っているリピーターさんも多いのだとか。

こちらは学園の学生たちが育てたいちご。学園でつくられた野菜や果物、加工品は別棟の販売スペースで買うことができます。一消費者として、それらを購入し美味しくいただくことで、未来の日本の農業を担う若者たちを応援できるってうれしいことですよね!

ちなみに直売所では地方発送も可能だそうです(海外まではむずかしいかも…)。北海道の夏の風物詩、トウモロコシの収穫も始まったので、お土産、贈りものにいかかでしょう。

 

一度食べたらやみつき!絶品濃厚ソフトクリーム

そして忘れてはならないのが、学園オリジナルのソフトクリームです。北海道は日本の中でもソフトクリーム天国ですが、こちらのソフトクリーム、実は道内人気ランキングの常連なんです!舌のこえた道民たちを唸らせるその味を願わくばぜひ試していただきたい。

受付は野菜売り場のレジにて行います。お味はミルク味。カップやコーンのバリエーションがさりげなく充実しています。

この日は小サイズをチョイス。満腹状態で行ってもこれならペロッと食べられます。笑 お味はとにかく濃厚!牛乳の味がしっかり感じられ、でも同時にさっぱりスッキリしていて、そのバランスが絶妙です。甘さも控えめなので、食べ終わった後に変にのどが渇くこともありません。直売所の建物の外にはベンチもたくさんあるので、ぜひ視界に広がる風景を楽しみながら、召し上がってみて下さいね。

 

魅力はまだまだあるんです!お気に入りの景色を探そう

札幌都心からのアクセスも良く、かつ北海道らしい牧歌的で美しい景色を目にすることのできる八紘学園。学園内なので立ち入り禁止のエリアもありますが、旅人にも広く開放していますので、お時間のある方は散策してみるのも良いですよ。

ポプラと白樺の並木道。ポプラ並木というと北大キャンパスが有名ですが、八紘学園にも素敵な並木道があります。映画のロケ地にもなったそう。地元の方もお散歩コースにもなっています。

直売所の後ろには大きな畑が広がります。夏野菜がたくさん育っていますね。

牛舎も発見!実習中の学生たちがいたので、少しだけ作業風景を眺めさせてもらいました。皆さん、青空の下、とっても生き生きといい顔してました!

牧草地をトラクターが走る風景も。牧草ロールも横たわっていて、絵に描いたような北国の風景。街中から目と鼻の先の場所にこんな景色が広がっているなんて、、と札幌の多様性を感じる瞬間でもあります。

 

八紘学園直売所を中心に、学園敷地内の多彩な魅力をお届けしましたが、いかがでしたか? 一か所であれもこれも楽しめちゃう、知る人ぞ知るお出かけスポットです。せっかく海を越えて北海道まで来たのだしありきたりな観光スポットじゃ物足りないという旅人や、札幌の新たな魅力を味わいたいという旅人には特におすすめです。 旅の参考になりますように。北国の夏、ぜひ楽しんで下さいね!

 


<八紘学園農産物直売所>

◯住所 / 札幌市豊平区月寒東2条13丁目1−12

◯電話番号 / 011-852-8081

◯営業日 / 夏季4/20〜11月上旬 10〜17時

冬季については要問合わせ

◯定休日 / 夏季は木曜定休

◯HP / http://hakkougakuen.web.fc2.com/

◯駐車スペース / 有り

 

LOCATION

WRITER

越後 久子

山梨出身、道民生活2年目。北国ビギナー、雪国ビギナーの視点で、北海道をつづります。ヨガやヒーリングがライフワーク。