90カ国以上を旅したご夫婦のお店「Tepp’s(テップス)」はパンとワインが美味しい狸小路の穴場!店主との会話を楽しみながらワールドワイドな夜を♪

text&photo/ 高井奈保(フードライター/ブロガー:北海道食べ歩き日記


ここは狸小路7丁目。

小さな飲食店がひしめきあう『タヌキスクエア』の2Fにある
グルメな友人御用達の「Tepp’s(テップス)」さんに行ってきました。

こちらの店主さん、大の海外旅行好きで
若いころから延べ90カ国以上も旅をしてきたとってもワードワイドなお方。

 

パン職人でもある店主、鉄平さんの「自家製パン」と「自然派ワイン」がウリのお店

どちらかだけならあるけど、ありそうでなかったオシャレな組み合わせですよね。
普段はあまり行かないジャンルのお店に期待が高まるー♪

早速お料理から紹介します^^


「お通し」

細切りの「ビーツ」をマリネっぽく味付けしたもの。
とっても上品なお味。ナイスセンス。


「前菜盛り合わせ」

「うわ~めちゃめちゃ美味しそう!」

見るからにプリップリ!「牡蠣のマリネ」は見た目以上に旨し◎
理想的な半熟が素晴らしい、「味付け卵」も良い味。
そしてキレイなピンク色が眩しい「お肉」!トロりと柔らかく、非常に滑らかな舌触り。
肉自体の旨味・甘味が低温調理でバッチリ出てる。

「ケール」などの葉野菜たちはフレッシュさがハンパなく、同行者も褒めていました。
さりげなく「アーモンドスライス」が散らしてあったり「オレンジ」が入ってるのがまたニクイ。笑
生の「ラディッシュ」ももちろん瑞々しくアンチョビのソースがピリッと味を引き締めてくれる。

全部が美味しくて幸せな気分になりました♡


「自家製パンの盛り合わせ」


天然酵母を使用した手作りパンは酵母も自家製!
中川農場のオーガニック小麦「ホクシン」を使用。
右側奥から「大豆のパン」、「バゲット」、「カカオのブリオッシュ」の3種。
前者2種類は噛み応えがあるハード系。「ブリオッシュ」はソフト系。
これもやっぱり、全てが美味しいんですが1つだけひときわ美味しさを放っているモノ★
それが「カカオのブリオッシュ」。
見た目は「チョコのパン」だけどチョコじゃなく完全に「カカオ」なんです。
甘ったるくないしバターの香りがとっても芳醇。

もっと食べたくておかわりしようと思ったときには既に売り切れてた…( ;∀;)
超絶品だったのでまた絶対に食べたいなぁ。

ハマグリとあおさのスパゲッティ」


同行者たちはみなさんお酒を呑むとあまり食べない方だったので、
ただただ私のお腹を満たすために頼んだパスタ。笑

全く期待を裏切りません。コレも美味い!
まずはプロの火入れ、半生でプリっ♪の「ハマグリ」に
シャキシャキ感がしっかり残る「小松菜」、そして薄いグリーンカラーが珍しい「あおさ」。
この具材たちにも勝るのが唐辛子をピリリと効かせた味付けなんです。
ペペロンチーノとも違うんだよな~うまく言い表せない初めての味。
ハマグリとあおさの海の香りがたっぷりでこれまた絶品!

「普段は呑んだらあまり食べないけど…これはもっと食べたい!」
ということで、結局3人でシェアしていただきました^^


「エゾ鹿のロースト」


メニューを見てすぐにビビっ!ときたのがコレ♪

蝦夷鹿のお肉は人よりかなり食べてきたと思いますが、その中でも秀逸の柔らかさにビックリ!
店主さんに尋ねてみると、オーブンに入れて・出してを何度も繰り返し
手間をかけてじっくり調理しているんだそう。
(だからメニューに30~60分かかるって書いてたんですね!)
嫌な臭みが全くないのは血抜き等の処理が上手な証拠◎
「ベリーの自家製ソース」が鹿肉のクセ(ほとんどなかったけど)を優しく包み込んでくれる。
この甘酸っぱい果実感がとってもよく合います。


店主さん自ら現地ポートランドで買ってきたというこちらのお塩をつけても美味しかった。
付け合せのインカのめざめの「フライドポテト」も甘くて美味しいし、もう大満足!

美味しいからとすすめていただいたので、普段お酒を呑まないわたしも珍しくちょっとだけワインを。


シュワっとする白ワインで乾杯~♪


登地区のワイナリー【ドメーヌ モン】の「Monpe 2016」。
発酵由来の炭酸ガスを含む微発泡性のワイン。

フルーティーで程よい甘さ。
角がなく優しい味で飲みやすく、美味しかった^^


お次は赤。「HAUT-CARLES 2012」。


ワインに詳しい友人に言わせるとコレは「いいコルク」だそう。


最後も赤。
「KURISAWA ROUGE 2014」。

「自然派ワイン」とは…
伝統的な有機の農法で育てたぶどうを、そのぶどうについた天然酵母で
なるべく人の手を加えず自然に発酵させたワイン。
保存料となる亜硫酸塩をほぼ使っていないのが特徴◎
アルコール度もそれほど高くないから
普段お酒を飲まないという方でも飲みやすいです。
その年の天候や畑の状態をダイレクトに味に反映するので、
同じものは二度なく折々の味を楽しめるのも魅力なんだとか。

この他、特に若いころから延べ90カ国を旅したことがあるという店主が
各地で出会った個性豊かな「自然派ワイン」たちが楽しめますよ。

満足しすぎて
「アップルタルトのパフェ」があったことを帰宅してから思い出しました( ;∀;)
デザートも美味しそうだから次回は絶対に頼もう♪

その他フードメニューは、

●エゾ鹿のパテ カカオニブ入り
●ロースハムのような自家製チャーシュー
●ふわふわトルティーヤ
●羊の自家製ソーセージ(自家製ケチャップ付)
●自家製ベーコンステーキ
●骨付きラムのロゼ色ロースト etc

 

 

名前からだけでも手が込んでいて美味しいのが伝わってくるような魅力的なラインナップ。

【ドリンクメニュー】
●本日のクラフト生ビール
●自然派ワインを使ったカクテル
●自家製レモンチェッロ
●自家製ジンジャーエール
●自家製ライムシロップソーダ etc

 

 

ここでしか味わえないものが数多くありました!


デザートに合わせて、

●コーヒー
●アールグレー(紅茶)
●ホットチャイ
●ホットワイン

の温かいドリンクがあるのが個人的にとても嬉しい。
(美味しく食べるの専門なので。笑)


メニューの後ろには【シェフてっぺーのすべて】と題し、シェフの経歴が細かく記されています。

ふむふむ。
パン屋の長男に生まれ、バックパッカーやったり、シチリアの1つ星レストランで腕をふるったり…
ワールドワイドで経験豊富。こういう背景を知ると親近感がわくんですよね。

「実は僕、料理を食べてもらえるのが一番嬉しいでんです」という最後の1言にグッときます!
わたしは料理食べるのが一番好きーっ!笑


使用している十勝のオーガニック小麦畑の写真 ↑
この写真をメニューに掲載しているトコロにパンへの愛を感じます♡


木のぬくもりと少し暗めのオレンジの照明が落ち着く雰囲気の店内。


カウンターのガラスケースの中に美味しそうなパンたちが待機していました。


ワインセラーにはワインがぎっしり。

扉に貼ってあるのは「パン窯用のアルミスコップ」なんだそう!
さりげなく『パン』を匂わせるオシャレな演出ですよね。


生まれた時から常に身近に『パン』の存在があり、れっきとしたパン職人である店主の鉄平さん。パンの美味しさにも驚いたけどお料理の美味しさには脱帽!

 

ワイン好きな方には是非行っていただきたいお店(^^)/
土日限定のランチも行ってみましたがリーズナブルで美味しくてこちらもオススメですよ♪


【Tepp’s(テップス)】
〇住所/札幌市中央区南3条西7-6-5 タヌキスクエア 2F
〇TEL/011-839-3364
〇営業時間/12:00~15:00(ランチは週末のみ)、18:00~24:00
〇休/月
〇P/無
〇Facebook/https://www.facebook.com/teppsbread/

LOCATION

WRITER

高井 奈保
フードライター/ブロガー

15年前から北海道全域3000件以上を食べ歩く。
閉店する飲食店を減らすべくブログ「北海道食べ歩き日記」を開始。食を通じ、北海道を元気にするのが夢。マツコ&有吉かりそめ天国出演経験有。

北海道食べ歩き日記
http://walktoeat-hokkaido.com/